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第三章 真意 後篇 29

続いて、別の男が左斜め上から短棒を振り下ろしてくると、義明は右腕で男の右手を右斜め上に受け流しながら、右手で彼の右手首を掴み、左上段肘打ちを男の顔面に食らわせた。


その衝撃で男が頭を仰け反らせると、すかさず義明は両手で男の右手首を逆手に掴み直し、男の右腕を左へ大きく振り回しながら、勢いよく彼を投げ飛ばした。


そして、男が義明の足元に仰向けで倒れると、義明は素早く右踏み蹴りを男の顔面に叩き込んだ。


さらに、男の1人が右斜め上から短棒を振り下ろしてくると、義明は左腕で男の右手を左斜め上に受け流し、男の右腕を両手で掴みながら、柔道の一本背負い投げのような投げ技を繰り出した。


男は義明の背中越しに勢いよく投げ飛ばされ、一瞬宙に浮くと同時に背中から地面に叩きつけられる。


「がはっ……!」


するとその瞬間、義明は仰向けに倒れた男の顔面に右正拳下段突きを食らわせ、すぐにまた他の男達と格闘し始めた。


そんな義明の戦う姿を見た梨奈は、全身傷だらけでその場に跪いたまま、ハッとした表情を浮かべていた。


(これが、先生の強さの秘訣……1つひとつの技が、全部型の動きの応用になってる……!)


その間も、義明は様々な突きや蹴り、投げ技や関節技などを繰り出し、迫り来る男達を次々と打ち倒していく。


一方、守善と由佳、守央、世璋、光永、守優の6人も、義明と男達の戦いに目を向けていた。


「す、すごい……」


「あんなにたくさんの相手を、たった1人で……」


「まさか、長嶺さんがあれほど激しく戦う武人だったとはな……」
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