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第三章 真意 後篇 30

「あの普段の腰の低さからは想像がつかないぜ。けど、さすがに日頃から弟子にティーを教えてるだけのことはあるな。いい動きしてやがるぜ」


「我々も長嶺殿に助太刀しよう。このまま一気に制圧だ」


「ヘヘッ、俺達の実力も見せてやらねぇとな! 行くぜぇっ!!」


守優、守善、由佳、守央、世璋、光永の6人は、義明と戦っている男達に向かって全速力で走り出した。


男達の一部はそれに気づき、こちらに向かってくる守優達の方を振り向く。


「ん?」


「なんだ?」


しかし、男達が振り向いた時には、砂浜を駆け抜ける守優が既に彼らの目の前まで迫っていた。


「おぉおおるあぁああああっ!!」


守優は雄叫びと共に地面を蹴り、勢いよく空中へ飛び上がると、男の1人に左上段飛び二段蹴りを食らわせた。


守優の蹴りを顔面に食らった男は、その衝撃で後方へ吹き飛ばされ、仰向けで地面に倒れる。


すると、他の男達は驚いた様子でハッと目を見開き、砂浜の上に着地した守優に目を向けた。


「なっ……!」


「なんだ、このチビ!? こいつらも俺達を邪魔する気か!?」


「だったら、まとめてぶっ殺してやる! くたばれ、くそガキがぁあああっ!!」


別の男の1人はそう叫ぶと、守優の頭目掛けて短棒を左斜め上から振り下ろした。


しかしその瞬間、守優は右腕で男の右手を右斜め上に受け流しながら、右手で彼の右手首を掴み、左の手刀を男の右肘関節のやや上に当てながら、彼の体勢を前のめりに崩す。


さらに、守優はすかさず男の首筋に左肘打ちを叩き込み、自らの足元に男をうつ伏せで倒した。


そして守優に続いて、守善や由佳、守央、世璋、光永の5人も男達と格闘し始め、乱闘はさらに激化した。
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