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第三章 真意 後篇 31

短棒を振り上げながら迫り来る男達に対し、守善と由佳、守央、世璋、光永の5人は、様々な軌道を描く突きや蹴りを放って次々と男達を打ち倒し、あるいは多彩な投げ技や関節技を駆使して1人また1人と男達を投げ飛ばしていく。


一方その頃、義明と男達の間でも、激しい戦いが続いていた。


男の1人が右斜め上から短棒を振り下ろすと、義明は右腕で男の右手を左に受け流しながら、右の手刀を男の顔面に食らわせ、すかさず右中段横蹴りを放って男を蹴り倒した。


続いて、別の男が左から横一線に短棒を振り回すと、義明は右腕で男の右手を受け流しながら、右手で彼の右手首を掴み、右上段裏廻し蹴りを男の後頭部に食らわせる。


そして、素早く右脚で男の右脚を刈って彼を仰向けに投げ倒すと、義明は足元に倒れた男の顔面に左正拳下段突きを叩き込んだ。


さらに、また別の男が右斜め上から短棒を振り下ろすと、義明は左腕で男の右手を左斜め上に受け流しながら、右下段横蹴りを男の右膝関節に食らわせる。


すると、男が体勢を崩して跪いた瞬間、義明は右上段踵落としを男の後頭部に食らわせ、こうして全ての男達を打ち倒した。


男達が砂浜に倒れている中、義明は鋭い眼差しで1人残った村上を睨み付けながら、彼に向かってゆっくりと歩みを進める。


村上は、義明に向かってルフォーショー・ポケット・リボルバーを右手で構えながら、焦った様子で徐々に後退っていた。


「くっ、くそっ……! おい、来るな! こっちに来るんじゃねぇ!」


村上は義明に向かってそう言うと、地面に跪いている梨奈を無理矢理立ち上がらせながら拘束し、彼女のこめかみにルフォーショー・ポケット・リボルバーの銃口を突きつけた。
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