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第一章 初戦 9

「ああ、それはそれは……こちらこそ、父が畑仕事に精を出し過ぎるあまりご無礼つかまつりまして、申し訳ございません。親子共々、今後ともお付き合いの程よろしくお願いいたします」


英典はそう言って、恭しく守央にお辞儀した。


そんな堅苦しそうな英典の姿を見て、世璋は可笑しそうに笑う。


「ハッハッハッ! まあ、そう堅苦しそうにしなくてもいいぜ、英典。俺や守央も、お前の親父さんと同じ筑登之親雲上なんだからよ。あともう少し王朝時代が長く続いてりゃあ、お前も今頃は少なからず筑登之(チクドゥン)ぐらいにはなってたかもしれねぇんだから、俺達といる時はもっと気楽にしてていいんだぜ?」


「えっ……ああ、はい。ありがとうございます、世璋先生」


英典が苦笑いしながらそう答えると、続けて守央も口を開く。


「世璋の言う通り、お互い気兼ね無く話が出来る仲になればいいな。そうだ、せっかく世璋からティーを習ってるなら、俺の息子達とも仲良くしてやってくれ。長男の守善と次男の守優だ」


守央がそう言って彼の隣に立つ守善と守優を紹介すると、守善と守優は英典と挨拶を交わした。


「どうも、はじめまして。よろしくお願いします」


「よろしくな、英典のあんちゃん!」


「こちらこそ、よろしくお願いいたします」
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