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第一章 初戦 43

「良かったな。由佳とお前の息子2人も、カキダミシが気に入ったみたいだ。お前の提案に乗って正解だったぜ」


「ああ。俺も久々に清栄達と会えて嬉しかったよ。知子や幸允の近況も聞けたしな」


「あいつらもなかなか腕が立つみたいだし、今度またあの3人とやる時は、俺達も一暴れさせてもらおうぜ。立会人ばっかやってても、なんとなく物足りねぇからよ」


「そうだな。今度あの3人に会った時は、まず最初に俺達の相手をしてもらおう。俺もそろそろカキダミシの1つや2つやらないと、腕が鈍っちまいそうだ」


「おっ! やる気満々だな、守央さんよ。じゃ、手始めに俺とやるのはどうだ? 17年前の決着、そろそろつけてくれてもいいんじゃねぇか?」


「お前とはいつでも出来るだろうが。今度にしてくれ」


「ハハハッ! また“今度”かよ。この前もそう言ってたぜ?」


「そうだったか?」


「まったく……お前の言う今度ってのは、いったいいつなんだよ? ハハハハハッ!」


世璋が少々呆れながらも可笑しそうに笑うと、守優、守善、由佳、守央、世璋の5人は、遠くまで続く薄暗い住宅街の道を歩き去っていった。
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